黒沢 かずこ かわいい

東方神起、BTS、BLACKPINK…大人女子がK 映像を見たら「ダンスも歌もこんなにうまいの！？」とどんどん引き込まれて、あっという間にハマっていたんです。 誰かのファンになるなんて、中学生の時のベイ・シティ・ローラーズ以来45年ぶり。 （笑） 土岐 BTSは大人でもハマる方が多いですよね。 麻木 最初は顔の区別もつかなかったけれど、毎日見続けていたら、1週間ほど経ったある日、突然全員の顔を識別できて。 そうすると今度は個々のキャラクターが知りたくなるじゃない？ 気づいたら、過去の動画を片っ端から見ていました。 黒沢 私がトンペン（東方神起ファンの意味）になったのは2011年。 音楽番組の仕事で彼らのスタジオライブを見てからです。 収録中、ファンの皆さんがものすごく楽しそうな顔をしていて。 その後2人のライブに行ったら、ペース配分そっちのけで、2〜3時間ずっと歌って踊っているんですよ！ 「一所懸命やるからこそお客さんに伝わるんだ。 エンタメってそうあるべきだよなあ」って、心から感動しちゃいました。 麻木 本人に会うところから推し活がスタートしたなんて、羨ましい限りだわ！ 土岐さんはBLACKPINK（ブラックピンク）推しなんでしょう？ 土岐 はい。 黒沢 かずこ かわいい 私も中学高校とダンスをやっていたので、強い憧れを抱いたと言いますか。 そういう感覚は、中学時代に筋肉少女帯のライブを見てバンドをやりたいと感じて以来だったので、自分でも驚きました。 その話をK-POP好きの音楽仲間にしたら、「このグループも気に入ると思う」と、MONSTA 黒沢 かずこ かわいい 男性グループなんですが、これがまた知れば知るほど「彼らになりたい！」という思いが湧き上がって（笑）。 私の場合、自分が持っていないものをアイドルに求めているのかもしれません。 「『一所懸命やるからこそお客さんに伝わるんだ。 エンタメってそうあるべきだよなあ』って、心から感動しちゃいました」（黒沢さん） パフォーマンス力と素顔のギャップが魅力 麻木 ところで皆さんは、推しのどんなところが好きですか？ 私は最初に話したように、圧倒的なパフォーマンス力に心を奪われてぼーっとしていたら、目の前にイケメンの顔が迫ってきて沼に落ちた、という感じなんですけど。 （笑） 黒沢 東方神起は、今年デビュー19周年を迎えるんです。 K-POPは競争が激しくて、油断するとすぐに振り落とされる過酷な世界。 彼らなりの苦労もあるなかで、緊張感を保ちながら第一線で活躍し続けているのが、本当にすごい！ あとはパフォーマンスの素晴らしさに加えて日本語が堪能なところ、そして変な噂が入ってこないのも推しポイントです。 （笑） 土岐 どのグループも共通してクオリティが高いですよね。 練習や制作に費やした時間が目に見えるというか。 私もメンバーの個性を存分に生かした楽曲やダンスが推しポイントですが、沼にドボンと落ちたのは「V LIVE」の存在が大きいです。 麻木・黒沢 わかる〜！ 土岐 「V LIVE」は韓国のライブ動画配信サービスなんですけど、パフォーマンス以外にもアーティストが自宅から配信したりファンとリアルタイムで交流したりできるので、人となりが垣間見えて面白いんですよね。 「変なクセがあるなあ」とか（笑）、親戚の子を眺めるような距離感でメンバーの素顔を知ることができる。 BLACKPINKもステージではカッコいいのに、私生活はポワンとしていてものすごく可愛らしいんですよ！ 麻木 例えばBTSのジミンくんも、ステージ上では神がかっていて手を合わせて拝みたいくらいミステリアスなのに、普段はニコニコしながらちょこんと座っていて、ただもう可愛い（笑）。 そのギャップがたまらない。...

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麻木 そうそう（笑）。 でも、BTSのおかげで爆買いが減った。 彼らは今でこそ大スターだけど、小さな事務所からデビューしてずっとひたむきに努力して戦ってきた人たち。 曲を聴くたびに、「うなだれていちゃダメだ。 僕たちを見て！」と鼓舞してくれる気がするの。 こんなに若い子たちが頑張っているんだから私も落ち込んでいられないなって、励みになる。 05年から日本に進出し、高いパフォーマンス力で人気に。 10年に3人がグループを離れ、11年ユンホとチャンミンの2人で活動再開。 18年には日本のコンサート動員力ランキングで1位を獲得した 「いつまでも謙虚な姿勢と高いプロ意識に感動！」（黒沢さん） 土岐 彼ら自身の体験や感じた思いを歌詞にしているからこそ、心に刺さるんですよね。 麻木 そう。 アイドルなんだけど、歌に社会への問題提起や意思が詰まっ